茶の葉BOOKS– category –
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好きなものこそ手放す〜「最小限主義」を読んだ
見落としてました 。ミニマリスト本をつぶさに読むのを心掛けているわけでもないのですが、この「最小限主義」と言う本は、かの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」と同じ時期に上梓され、しかもそれぞれの著者は知り合いで、と言うよりライターとカメラマ... -
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タルホと赤塚を読んだ今年の夏休み
稲垣足穂によるヒント 暑い暑いと思っていたが、あっという間に夏も終わった。 今年の夏は「そうだ、稲垣足穂を読もう!」と意気込んだが、少年もの、飛行機ものが思ってたより難解でついていけない。この私が本を読めずにギブアップしたなんてそうそうな... -
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胸を張ったらええねん
いまさらのウルフルズ 相変わらずぼーっとテレビを見て(見させられて)いるが、この夏はウルフルズの歌「ええねん」の歌詞を改めて知る機会があった。 「ええねん」はCMで使われていたから、ええことが延々と述べられている歌なんだろうな〜と思うも、わざ... -
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親とはうそっぽいものである
分かりそうで分からない kan.さんの本をこのところ読んでいます。 説かれていることがわかるような気がするのは、おそらく錯覚でしょう。 そしていちいち「本の内容を鵜呑みにしないでください」とあるのも事態を複雑にする一方です。 リンク リンク 親と... -
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ヒーラーがクライアントを作り出している〜「過去はうんこです?!」を読んだ
出版社しばりで読書 スピ系出版社の本はたいてい興味深く思う私なので、今度はヒカルランドしばりで、本を拾っています。 キャッチーなタイトルのこの本、生涯の一冊って程にはならなそうなのに、結構ハマりました。 すでに言い古されていることはもうくど... -
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どうでも良いことに時間を使わない
どうでも良いことはどうでも良い いまだにどうでも良いことがいちいち気になる時があります。 テレビのアナウンサーや気象予報士のつまらないコントにイライラしたり。 テレビCMなど、引っかかりを作るのが使命なのだから、言い回しとか甲高い声とか、引っ... -
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「黎明」葦原瑞穂著を読んだ
誰でもチャネリングしている 1998年刊行のこの本。 私が知ったのはつい最近、服部みれいのエッセイから。 スピはもう充分だなとも思うこの頃。 しかも大きくて分厚い本。600ページを超える。 通常業務を犠牲にして、他のことをせずこの本だけを読む時間を... -
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「1か月に1回物を動かせば家はキレイになる」新津春子著を読んだ
タイトルがすべて タイトルに惹かれて読んだこの本、私にとってはタイトルがすべてでした。 キッチン、リビングと場所ごとにやり方を説明していくのが普通の本ならありそうですが、1か月に1回物を動かす実際のやり方なんて説明していませんでした(笑)。 リ... -
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杉浦日向子は30代半ばで隠居、40代半ばでこの世から卒業
収入が年々減っても悩まない 杉浦日向子について私の持っていた印象は、漫画家という割には絵が上手くないということと、若いのに江戸時代のライフスタイルにやけに詳しく、ひと頃は世の中でものすごい権威になっていたということだ。 日大芸術学部中退と... -
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江戸暮らしを杉浦日向子に学ぶ
ちっさいことで食べていけた 杉浦日向子についてのムックを読んで、江戸時代のライフスタイルについて改めて考えた。 江戸時代の豊かさは、武士が人口の半分もいたことからくるものである。 彼らは藩から給料をもらうサラリーマンで、何も生産せず消費する... -
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「わたしのヒント」服部みれい著を読んだ
やっと追いついた? この本が出たのが2015年、内容は2013前後のメルマガがベースになっているというので10年くらい前の話ですね。 でも私にとってのタイミングが2024年の今ということで、まったく古い話という感じがしないのですが、やっとこの当時の服部... -
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「ある行旅死亡人の物語」武田惇志・伊藤亜衣著を読んだ
こうりょしぼうにんの物語 昨年夏、新聞広告で知ったこの本。 SNSで自分をプロモーションするという今の生き方とは正反対に、全くの無名でひっそりと生きて死んだ人がいた。 40年近く借りていたアパートの自室内で亡くなっていたのに、住民票も戸籍もなか...