茶の葉BOOKS– category –
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杉浦日向子は30代半ばで隠居、40代半ばでこの世から卒業
【収入が年々減っても悩まない】 杉浦日向子について私の持っていた印象は、漫画家という割には絵が上手くないということと、若いのに江戸時代のライフスタイルにやけに詳しく、ひと頃は世の中でものすごい権威になっていたということだ。 日大芸術学部中... -
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江戸暮らしを杉浦日向子に学ぶ
【ちっさいことで食べていけた】 杉浦日向子についてのムックを読んで、江戸時代のライフスタイルについて改めて考えた。 江戸時代の豊かさは、武士が人口の半分もいたことからくるものである。 彼らは藩から給料をもらうサラリーマンで、何も生産せず消費... -
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「わたしのヒント」服部みれい著を読んだ
【やっと追いついた?】 この本が出たのが2015年、内容は2013前後のメルマガがベースになっているというので10年くらい前の話ですね。 でも私にとってのタイミングが2024年の今ということで、まったく古い話という感じがしないのですが、やっとこの当時の... -
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「ある行旅死亡人の物語」武田惇志・伊藤亜衣著を読んだ
【こうりょしぼうにんの物語】 昨年夏、新聞広告で知ったこの本。 SNSで自分をプロモーションするという今の生き方とは正反対に、全くの無名でひっそりと生きて死んだ人がいた。 40年近く借りていたアパートの自室内で亡くなっていたのに、住民票も戸籍も... -
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アニメ「ドラゴンボール」に新しい地球人へ変わるヒントを見た
【夜な夜なアニメ】 このところうちにいると夜にアニメのドラゴンボールがかかっている。 どこのチャンネルかも分からないが、週一回だけではなくその日のうちに何話も放映されている。 私は別室にいてテレビ画面をまったく見ていないのだが、狭い家なので... -
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捨てるまでは何度も蒸し返して悩むのに、捨ててしまうとなかったのが当たり前になっていることは何かに似ている
【並木動画をBGMに】 最近、ときどきですが、並木良和動画をBGMのようにして、何かの作業をすることがあります。 一頃はメモを片手に真剣に聴いていましたが、それをやっているときりがない。 それに一通り聴いたら、結局は同じことを何度も何度も繰り返し... -
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「わたしと霊性」服部みれい著を読んだ
【まだまだ読むものがあるという楽しみ】 服部みれいの「わたしと霊性」は2019年の刊行ですが、今の私にはちょうど良い内容でした。 古くさくも感じない、違和感覚えるほど最先端にぶっ飛んでいるとも感じないという意味で。 ちなみにスピリチュアルという... -
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「わたしらしく働く!」服部みれい著を読んだ
【服部みれいの駆け出し時代】 わかっているようでよくわからないのが服部みれいの職業と経歴? 自分の会社で雑誌を出し、書籍も出しているのに、他の出版社から日記が出たりする。 この本を読んで、編集とは子を育てる母のように時間をたっぷりかける特性... -
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「どうでも良い」は「こうであるべき」より幾分好ましい〜「静かに生きて考える」森博嗣著を読んだ
【相変わらずハッとする】 森博嗣の近著「静かに生きて考える」を読んだ。 あいもかわらず内容はこれまで書かれてきたエッセイと同じなのだが、やはり迂闊にもはっとしてしまう。 最近の自分を振り返ってみて、どこにも出掛けなくて良いのに、なぜ私はまた... -
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したいことをすることとはまた違う〜「『違うこと』をしないこと」吉本ばなな著を読んだ
【呪文のようだ】 この本を読み出してからついつい心の中で「違うことをしないこと」と呪文のように唱えてしまう。 したいことをすることと、したくないことをしないのは同じことのようでいて違う。 「したくないこと」と「違うこと」というのもまた違う。... -
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お客さんが300人いればやっていける~「捨てないパン屋」田村陽至著を読んだ
【町のパン屋さんの当たり前を疑う】 著者は親から継いだ町のパン屋さんを大胆に変えて、少人数でもやっていけるパン屋さんにしました。 町のパン屋さんではたくさんの種類の中から選ぶことも楽しみなのですが、この店ではパンは4種類程度しかつくらないと... -
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「森のように生きる」山田博著
【森は森でも】 森博嗣をひいきにしている私ですが、これは森違い。 文字通り、森林に親しんで生きるということを提案している本です。 リンク 【森に行くとサインに出会う】 歩くことやフィトンチッドが健康増進につながるという、従来から知られているわ...