思いついたらすぐセルフカット
髪が伸びてきたなあと思ったら、最近は自宅で自分でカットしています。
髪を短くすると気持ちもさっぱりするので、カットするのは好きですが、そのために出かけていくことがおっくうでした。
ヘアサロンで予約を入れていってみてもしっくりくることがあまりないので、お金をかける意味が分からず、もっぱら1000円カットに行ってましたが、そうすると今度は店の込み具合を読むことにストレスを感じます。
それでも、自分でやってみるという選択肢はなかったのですが、コロナをきっかけにセルフカットを始めました。
どうやってやるかという手順は動画頼みです。セルフカットの動画ははたくさんあります。
道具についてはもともとカットバサミと梳きバサミがうちにあったので、特別な出費もなく始められました。
私の考えるセルフカットのメリット
思い立ったら予約不要・外出不要ですぐできる
予約していても悪天候になったりすると出掛けるのが嫌になってしまいますが、人の手を借りないならそうした心配が一切ありません。
ただし、すぐ、と言っても実際は準備・片付けも含めて2~3時間くらいはすぐすぎるので、まとまった時間を確保することは必要です。
自分でやれば腹が立たない
1000円カットの行きつけだった私の微妙な不満も解消。
「お金を払ってもこの程度か。1000円だから仕方がないか。」という情けない思いをしなくて済みます。
自分でやれば失敗しても当たり前。それどころか案外さまになることもあって嬉しくなります。
コストダウン
俗に「1000円カット」とは言いますが、いまは消費税や何やらで値上がりして、1回1500円くらいになってきました。
それでも個人の美容室とか有名ヘアサロンに行くよりは安いですが、自分でやれば初期投資のハサミ代程度で済んで、毎月の固定費がかかりません。
入浴前に済ませるので、ケープなども不要です。
どうしてもうまくいかなかったり、大事な面会がある場合にはまた人の手を借りればよいし、気楽なものです。
スキルは上がってゆく
多少失敗しても、髪の毛はまた伸びてきてくれるから良いですね。
最初は手際が悪くてうんざりしましたが、出かけずに済むメリットが私には大きくて、まだまだやめる気にはなりません。
以前はカットに行くまで半年くらい平気でためていたのが、2か月ごとくらいにこまめにカットするようになり、だいたいいつも気分が良い状態を保てています。
楽しく定期的にやっているうちにそれなりにスキルがあがってきました。
仕上がりがどうかは置いといて(笑)、準備・片付けの手際が良くなってきたので、更に気軽にやれるようになりました。
失敗しても帽子とマスクで目立たない
外出時に帽子をかぶるようになったことは、セルフカットを大きく後押ししているかもしれませんね。
ここ数年、花粉避けの意味で帽子をかぶって外出するようになっていたのですが、ふと「誰の目にも触れてないならヘアカットしてもしてなくても同じでは?」と思ったりしてました。
人前に出る仕事でもないし、多少の切りすぎや不揃いなど、自分で気にするほど誰も見てはいません。
「定期的に手入れしているのだ」という自己満足だけで十分です。
最初はこんな風にやってみた
事前の準備編
入浴前に浴室でカットして、後始末の後に入浴するという手順でやっています。
- カットバサミ
- 梳きバサミ
- ダッカール(ヘアクリップ)2本ほど
- ブラシ(たまたまガイコツブラシを使ってます)
- 手鏡(浴室のミラーと合わせ鏡にするため。9×11㎝くらいの斜めに立つミラーを使用)
- 新聞紙やチラシ数枚(浴室の床や浴槽の蓋の上に敷いておくため)
- ごみ袋(集めた髪を、チラシごと捨てるため)
- 腕時計
- 椿油(たまたまうちにあったから用意したが、あまり使っていない)
セルフカットの流れ編
新聞紙を浴槽の蓋の上や、床三方向くらいに広げておく。浴室から出たすぐのところの床にも敷いておくとよい。
手が髪の毛まみれになるので、スマホは扱わないほうが良いと思います。
その辺で仕上げ、片づけに入る。床に落ちた髪の毛を拾うのにも結構時間がかかります。
こまかい髪の毛がハサミ、手鏡などにつくが、使った道具はまとめて翌日に掃除することにして、ひとまとめにして浴室の外へ出しておきます。
とりあえすお疲れさまでした。(私の場合2時間くらいかかりました)
こんな風にやってみた!ヘアカット手順例1
顎を基準にばっさり切る。左右が同じ長さになるよう合わせる。
その長さを頼りに真後ろも切る。(襟足をできるだけ短くしたいが、今回は襟足を厳密に剃るカミソリを使わないので、襟足をいじらなくて済むよう長めにしておく)
- 髪を一掴みねじり、20㎝くらいの長さに3回くらい梳きバサミを入れるのを何か所も繰り返すとか
- カットバサミを縦に入れて毛先をギザギザにしたり
- 内側は短めに、梳きも多めに。外側やトップは梳きを入れずに長めにしたり
この辺まで来ると切るのに慣れて楽しくなって大胆になる。
長さを決めてばばっさり切った後、梳きバサミで梳きを入れ、カットバサミで毛先を縦に小刻みに切ってギザギザにする。
今回は耳が隠れるくらいの長さにする。
サイドと同様に、最初に長さを決めてから、スキを入れ、毛先を細かくギザギザにする。
今回の前髪は眉毛が全部見えるくらいに短くする。
こんな風にやってみた!ヘアカット手順例2
慣れてきたら大胆に、髪をある程度束ねてまとめて適当に切るようになりました。
中央の前髪横3㎝くらいを掴んでぶちッと切る。左右をその長さに合わせて、適当につかんでぶちッと切る。
今回は耳がほとんど出るくらいまで短く切る
切る手元が見えないところだけれど、ここも適当に髪の毛を束にして、できるだけきわで短く切る。
難しいけれど、美容師の真似をして、切った髪を次に切る髪の物差しにするようにして切ったり。
今回はトップの右側を切りすぎました!髪が浮き上がってる~!
何よりも安全に!
刃物を使って、時に見えにくい部分を切るので、安全には十分に注意をしてください!!
指とか耳とかを傷つけないように、分かっているけどしつこく充分に注意しましょう!!
怪我さえしなければ、多少髪の毛が可笑しく仕上がっていたって御の字ですよ!!
やってみての感想・反省点
- 切り出すと楽しくなって、何度も同じ工程を繰り返してしまう。どんどんすっきりしていくが、やめ時が分からない。
- 様子を見ながら徐々に進めてゆくので初回は時間はかかりました。
- 調子に乗って手や耳を傷つけないよう、改めて注意が必要。
- 椿油(ヘアオイル)は使いどころが分からなくて、まだ使ったことがありません。
セルフカット、おもしろいですよ。ぜひ一度お試しください。
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