自治体では回収してもらえない!【安いモバイルバッテリーを買って窮地に陥る2】右往左往した個人的顛末

こちらの記事では、今年の上半期にモバイルバッテリーを買って窮地に陥ったことについて振り返ります。
モバイルバッテリーの捨て方に関する一般的な注意のまとめについては、下記の記事も参考にしてください。

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モバイルバッテリーを性能だけで選んでしまった

防災用品を少しは備蓄しておかなければと考えていた時期に、モバイルバッテリーを買いました。

私が買ったのは、普通にACアダプターから充電できるほか、ソーラー発電ができて、さらに手回し発電ができるというものでした。

レビューにはちょっと怪しい感じの書き込みもありましたが性能を頼もしく思って購入。

大事に使っていましたが、ふと捨てるときはどうすればよいのかということについて、買った後で疑問が生じました。

これまでバッテリーを廃棄したことはありましたが、それはたまたまJBRC会員企業製だったので、地元の電気店か自転車店に持参すれば受け取ってもらえました。

しかし今回私が購入したモバイルバッテリーのメーカーはJBRC会員ではなかったのです。

モバイルバッテリーの捨て方を調べていくにつれ、つくづくAnkerなどの優良メーカーのものを買っておけばよかった、と後悔しました。

返品できるのか?

まだ買ったばかりだし、特に不具合はありません。

でも製品を改めて良く見ると、おにぎり型のリサイクルマークが、ちょっと怪しいのです。

マークはあるけれど、その下に「Li-ion」というリチウムイオン電池を示す文字がありません。こういうのは回収してくれるのでしょうか?

将来買い替えるときにどうしたらよいのか、あらかじめ調べておこうと思いました。

私の住んでいる自治体では、こうしたモバイルバッテリーは、JBRC会員製のものであれば、自治体内の自転車店、電気店で回収を代行しています。でも今回のモバイルバッテリーはJBRC会員ではないメーカーのものなので、地域の提携自転車店、電気店には出せません。

また、買ったばかりなので、返品をするという選択肢もあります。

販売店の返品対応に不安発生!

アマゾンを通して購入したので、販売元へ「将来廃棄の場合、私の住む自治体に問い合わせたところ回収してもらえないことが分かりました。将来廃棄する場合の送り先を教えてください。」という旨の問い合わせのメッセージをしてみました。

返事は翌日にはメールで来るのですが、はぐらかされているような内容です。

「自治体に相談してください」「捨てるときになったら連絡してください」といった返事ばかりが来て、その度に根気よく問い合わせを繰り返しましたが、きちんとした廃棄先をなかなか教えてもらえません。

担当者は日本名ですが言葉遣いは変な日本語です。

製品には取扱説明書も付いていましたが、この説明文もちょっと変な日本語の説明で、またメーカーや販売元の所在地は一切書かれていません。

お問い合わせ先のURLの記載はありましたが、このメーカー専用のオフィスではなく、窓口代行のようです。

商品が送られてきたときの発送元もアマゾンの倉庫の所在地しか記載されていません。

どんどん不安になります。

商品を受け取ってすぐなので返品することも可能ですが、支払った金額が返金されるにはいろいろと条件があります。

もっとも大きな不安材料は、郵送できないかもしれないということです。

地元の廃棄物業者に持ち込もうとしたが、モバイルバッテリーは断られた

郵送できないとなると、持参することを検討しなくてはなりません。

地元の廃棄物処理業者で受け取ってくれるところがあれば持ち込みをしたらどうでしょう。

「バッテリー回収します」とうたっている店数件に問い合わせてみましたが、こうしたモバイルバッテリーは受け取ってもらえませんでした。私が問合せをした店は車のバッテリーのようなものを想定しているところみたいでした。

何でも引き取ってくれるところを見つけた!…でも遠い

持ち込みで受け取ってくれるところが埼玉県にありました。

そこは何でも引き取ってくれる最後の頼みの綱。

問い合わせも殺到しているみたいで、強気です。持ち込む方はマナーに気を遣わなくてはなりません。

モバイルバッテリーはそのまま送らず、しっかり使い切って、スイッチを入れても反応しない状態にしてから送るとか。

でも送り方もちゃんと説明されているし、料金も明確。良いところが見つかって一安心です。

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