メルカリでは中古モバイルバッテリーの出品ができない!
まだ新しいうちに、メルカリで新しいうちに売るのはどうかとも考えました。
するとなんと、すでに2021年5月に、メルカリので中古モバイルバッテリーの取引は禁止になっていたのです!
メルカリはさすが、危機管理の対応が早いですね。
ヤフオクでも細則に引っかかる
メルカリがだめならヤフオクがどうか、確認してみたところ、「出品禁止物」には入っていないものの、「出品ルール」という細則の中で、「特定商品」の5番目として「モバイルバッテリー」が特記されていました。
それによると、(1)PSEマークが商品についていて、それを画像で明らかにして出品することと、(2)届出事業者名・製品型番・定格電圧その他の安全性を確認するための情報を掲載すること、という二つの条件をクリアしなくてはいけません。
私の購入したモバイルバッテリーはまさにそのPSEマークがあやしいのです。
ところで郵送できないかも!?
今回のモバイルバッテリーはちょっとヤフオク出品もできそうにありませんが、もしPSEマークに問題が無いモバイルバッテリーであれば、そもそも郵送で取引をできるのでしょうか?
ゆうパックは?
ゆうパックでは、「リチウムイオン電池を含むものは陸便なら可能」とありますが、さらに「リチウムイオン電池で、機器に組み込み済みの電池ならば100Wh以下であること」という条件があります。
ヤマト運輸は?
ヤマト運輸・FAQ・リチウムイオン電池を内蔵している製品・機器は、送れますか?
ヤマト運輸でも「リチウムイオン電池の組電池(バッテリー)は1個当たりワット時定格値が100Wh以下のもの」とあります。
Wh(ワットアワー)とは、電力量を表す単位で、電力(W)と時間(h)を掛け合わせて求めた、電力量を表す単位です。
Wh(電力量)=W (電力)× h(時間)
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表記されているので、mAhを1000で割ってAhに直して自分で計算してWhを求めます。
Wh=Ah(バッテリー容量) × V(定格電圧)
リチウムイオン電池の定格電圧は3.7Vなので、30000mAhだと30Ah×3.7V=111Wh、100Whを超えてしまいますね。
私の買ったモバイルバッテリーは30000mAhよりもさらに大容量でした。
佐川急便は?
佐川急便のサイトを見ると、「航空搭載できない主な危険品」の「その他」の中に「リチウム電池」とあるので、やはり航空便では送れません。
なお、ひと口に「バッテリー」といっても、カーバッテリーを想定する場合もあるんですね。佐川急便ではカーバッテリーについては専用箱が用意されていました。
https://www.sagawa-exp.co.jp/send/howto-packing/battery.html
日数が余計にかかるが郵送はできる
ゆうパックでもヤマト運輸でも佐川急便でも、航空便では送れないだけで、陸路・海上輸送で送るなら大丈夫なようです。
届くまでに一週間程度余計に日数がかかりますが、あらかじめわかっていれば問題なし。
自分の単なる早とちりで「モバイルバッテリーの容量の大きいものもしくはモバイルバッテリー全般は郵送もできない」と思い込み、爆弾を抱えたような絶望的な気持ちになっていましたが、返品も廃棄も郵送で可能だと分かりました。
PSEマークの確認必須
ということで今後の教訓としては、PSEマークの確認を、購入時から徹底することも必要だと学びました。
私が購入した商品のサイトには「もちろんPSEマークも付いてます」という説明がありましたが、それはどんなPSEマークなのか、画像を見せてもらわなくては。
三角のおにぎりマークだけではなくて、その下に電池の種別の文字が入っていないとモグリ。手を出さないほうが無難です。
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