スパッと決めて振り返らない、心をどちらに向けるかが肝要「嫌ならやめてもいいんだよ」斎藤一人著を読んだ

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今すぐ動くか、様子を見るか

「自分に一分一秒でも我慢をさせない、いやなことはやめましょう」と斎藤一人さん。

それで、やめることはもったいないことでも何でもなくて、自分を苦しめる状況からは即刻去るべきなのだけれど、状況によっては「様子を見る」という選択肢もある。これが厄介です。

私のこれまでの人生は「様子を見る」ばかりしていた気がしますが、嫌なものは嫌なんだから、考えても仕方がないと一人さんは言っています。

まったく、深刻な事態の無い今だからこそ読める本です。

「どっちにしたらよいんだろう」と選択を迫られている真っ只中であったら、捨てる方はなかなか選べません。

自分に我慢を強いないこと。

間違ったと思ったら、すぐに逃げる。

「やめる」というのは、大人も子供も誰もが覚えておくべき「非常口」だそうです。

続かない人は、「非常口」を使いこなしている人

あと、私はひとつのことを長く続けて極めてゆく生き方にあこがれを持っていて、これまでそれを目指してきたのですが、振り返ってみると結局10年も続いていないので愕然とします。

何となく、5~6年で状況が変わってしまう。

早く成果を得たくて集中しすぎるから疲弊してしまうのだと自分では思ってはいるのですが、もしかして実はもともと飽きっぽい性質だったのだろうかという疑いも持たれます。

でも、飽きっぽくても良いようです。

我慢するのが美徳というのは、よく考えてみたら物事の一面しかとらえていなかったのですね。

「続けないとこれまで投資してきた分がもったいない」をとるか「これからも鬱屈した波動で生きるなんてもったいない」をとるかを比べてみる。

やってみて思ったのと違った、と思ったら即刻撤退して終わりにする。

大事なのはその決断をすること以上に、決断したことをあとから振り返って「やっぱり、、」と考えなおしたり後悔したりくよくよしたり、といった逆向きのエネルギーの使い方をしないことのようです。

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