プレッシャーなく読めた「バタ足ノンデュアリティ」金森将著

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出版社しばりの読書

出版社しばりで読み尽くしたらどうだろうと、今も断続的に行なっているナチュラルスピリット読書。

一周回って、過度な期待もなく読んだら楽しかった「バタ足ノンデュアリティ」でした。

色々とうなづけてしまう。

そして、気付けた私ってすごい、という気分に高まりもなく、淡々と当たり前でいられる。(それがすごい)

さすが、かなもり幼稚園の園長先生という設定だけある。

勉強しすぎ、真面目すぎ、考えすぎ

勉強しすぎ、真面目すぎな私たち。

えてして人は、私は、少しでも賢く思われようとしがちである。

わからないよりわかっている方が偉いというか素晴らしいというか、より良いことだと思い込んでいる。

わからないことは恥ずかしいとまで思うこともある。

でもそうした知識欲みたいなものも、余計なものかもしれない。

考えるのをやめてみる

目を向けるのは今の「事実」だけですよと金森氏はいう。

この本において事実と反対のものは「思考」なのである。

思考か、事実か。

思考か、行動か。

何もとっておけない。取っておく必要がない。

あまり考えなくても生きていられるとしたらどうだろう。

鏡のように生きる

鏡のように生きるというヒントがあって、わかるような気がした。

そういえば子どもの頃、鏡って偉いな、すごいな、と思ったことがあった。

目の前に現れたものを瞬時に映してるんだもの。

人が誰かの動作を真似るとしたら、ここまで瞬時に真似ることなんてできないのですからね。

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