人生で切り捨てても差し支えないもの「妻のオンパレード」森博嗣著を読んだ

あれもいらないこれもいらない

薬、タバコ、

バス、ギャンブル、結婚式や葬式、お祭り、初詣

酒、寿司屋、レストラン、徹夜

新聞、週刊誌、漫画雑誌

模型店、書店、スポーツ観戦

電話、LINE、ＸなどSNS

ゲーム、電子マネー、投資、占い、お祈り

買い物はすべてネット、自分の持ち物は売らない

割引が嫌い、行列が嫌い

多くの人がやっているけど自分がやっていないことをリストにするだけでエッセイが書けてしまう森博嗣なのである。

分散思考

森博嗣は子どもの頃は体調がすぐれず長生きする気がしないので、何でもすぐに片付けたがっていた。

一気に進めず、一つのことを少し進めたら離れる。

この離れた時間に勝手に育つ物がある。

離れる時はあえて中途半端なところで切るのがコツだというのは私も分かる。

キリの良いところまでやろうとしてはだめなのだ。

キリの良いところなんてそもそもない。しまいまでやるのがキリが良い。

作業途中でキリが良いところがあってそこで切ったら、私の場合もう戻って来れなくなる場合がある。

私もこの森博嗣のいう分散作業、分散思考をしたいとは思いつつ、これは場所を取る。

あちこちにやりかけで広げておかなければならない。片付く瞬間がない。

私には真似しづらい。