机はテーブルの1.5倍の手数料がかかる
机もテーブルも同じようなものだと思っていましたが、うちの自治体では粗大ごみの手数料に違いがあって、机はテーブルの1.5倍も余計にかかりました。
机というのは、引き出しも付いているからということでしょうか。
私が使っていたパソコンデスクも、箱型の引き出しこそありませんでしたが、キーボードを置けるようなスライドする板がありましたし、足元にはプリンターの置ける棚があって、運ぶ時は結構な重さでした。
フォルミオFormioとは
フォルミオという家具ブランドは、子どもの机をどうしようかと考えたときに知りました。
子供部屋は作るつもりがない代わりに、机は長く使える良いものを用意したいと思ったのです。
フォルミオは、机の天板の位置を成長に合わせて変えていけるという面白いアイデアのある机であり、デンマーク家具の合板技術を使っているという、いまでいう北欧家具チックな点と、加えて素材が木や真鍮といったナチュラルなものであることに魅力を感じました。
フォルミオの机を買うと、お手入れ用の蜜ろうが付いてきます。
定期的に蜜ろうを塗るという作業を通して、机への愛着をはぐくめるというのも素敵です。
当時は銀座松屋で取り扱いがあり、ある年の子供の誕生日に届くように注文しました。
フォルミオを長い間使ってきた
今回改めて気づいたのですが、うちではずいぶんと多くのフォルミオ製品を購入していました!
- 学習机
- 椅子
- チェスト
- フック
- パソコンデスク
フックは、ボードの穴を利用して取り付けられるもので、2個で2500円くらいしたでしょうか。今思えば結構なお値段です。
フォルミオのパソコンデスク
前も書きましたが、私にとっては机が自分の部屋という感じがするので、いつかは自分の机が欲しいと思っていました。
でも当時は大きなテーブルがあってそこで作業できるので、急ぐ必要はありません。
気に入ったものがあれば、と思ってきましたが、フォルミオのカタログにあったPCデスクのコンパクトさが程よく思えてきて、数年後だったか、数カ月後だったか、購入しました。(今フォルミオのサイトを見るとPCデスクが出てきませんが廃番になってしまったのでしょうか)
キーボード用の棚を引き出し代わりに
キーボードを載せる板があって、手前にスライドできるようになっています。
私はここを引き出し代わりにして、筆記具など、すぐ使いたいけれど出しっぱなしではごちゃつくものを収納していました。
薄い引き出しというのはまことに便利なものですね。
狭いから収納できるものに限りがある点でも、何を置くかを選択するので良いものです。
プリンター用の棚を本棚代わりに
足元には奥行15~20㎝くらいの棚が付いていて、これも便利でした。
本当はあまり使いたくないけれど、これから捨てるものとか、捨てようかどうしようか迷うものとかの置き場所になっていました。でもほとんど、そこに大事に収納していたという感じですが。
案外早く壊れた椅子
とっくに廃棄して、その存在も忘れていましたが、うちでは椅子も、机と一緒に購入していました!
この椅子も、座面を成長に合わせて高くしていけるという面白いものでしたし、カーブをつけた木の表情は好ましく思いました。
子供が使い、その後大人が使ってきましたが、案外早く壊れて、もううちにはありません。
背もたれだか、座面だか忘れましたが、それとフレームをつなぎ合わせるねじ部分が壊れたのだったと思います。
1年2年で壊れたのではありませんが一生モノだと思っていたので、「あれれ」という感じです。
フォルミオの悲しい壊れ方
机に関しても、長く使ううちに悲しい壊れ方をしました。
木口材とでもいうのか、1.5㎝くらいの厚みの板の断面を隠す板が、剥がれて浮き上がってしまうのです。
パソコンデスクは、卓の手前の木口材。
学習机は脚カバー板の上部。
ふたつとも、同様にはがれて浮き上がってしまったので、めったにないトラブルではないように思うのですが。
自分で修理できるけれど
これに関しては木工用ボンドで、自分で修理しました。
貼り合わせる両方の木材に刷毛などで十分水を吸わせて、普通の工作用木工用ボンドを塗って貼り合わせ、テープで数日仮留めしておきます。
それでその後は廃棄するまでは問題なく維持できていました。
惜しみなく捨てられた
私の机はその後荒っぽい作業に使っていたのでもうボロボロ。たいへん汚くなりました。
でもサイズ感がちょうどよかったので重宝しており、汚くなったから捨てようとは思っていなかったので、逆によく手放せたものだと思います。
捨てるとなれば汚さ、重さが目に付き、早く回収日がこないかなあと思ったり。
でもしっかりした机は、肘を載せてもミシミシいいませんし、消しゴムをかけたくらいでは揺れません。
その点は良かった、机として全うして偉かったなあと思います。
一生モノかどうかは使う人が決める
こうしてフォルミオのデザインありきのイメージを買う良いお得意さんだったわけですが、汚くなる机であったことで私は自由になれました。
一生モノだと思って買って大事に使うのは良いことですが、一生モノになるかどうかの保証は誰にもできませんね。
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