思い出の品は仕舞い込まない…「8割捨てて、すっきり暮らす」筆子著を読んだ

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8割捨てる本を物色中

8割を捨てることを目標にする捨て方の本はいくつかあるので、それらを楽しく読み比べています。

筆子氏の著作には「1週間で8割捨てる技術」という単行本もありますが、今回の「8割捨てて、すっきり暮らす」は薄手で大きなムック本です。

15分でも捨てられる

「手始めにタイマーをかけて15分、部屋の中のガラクタを捨ててみましょう!」という提案。

「15分で27個」という目安があるのは、数えながら捨てていきましょうというよりは、15分ただ捨てていって、あとから数えてみたら27~30個くらいになるくらいのペースで捨てましょうという意味なのですが、具体的な数があるとなんだか焦ってしまいますね。

本の中では1回15分の片付けを単位として、休憩を挟みながら1日5~8セット、時間にして1時間半~2時間がおすすめされています。

私の場合は、15分とか細かく計るのはせわしなく感じるので、時間のある午後とかに1回1時間~2時間やって休む感じが良いですね。

でも一度で無理をせず、1~2時間程度で区切りを付けるというのは覚えていて良いかもしれません。

「正しい捨て方」をもとめない

しかし、そもそもそういった細かい捨て方にこだわることにも警笛を鳴らしています。

正しい捨て方幻想があるのではないかと、一歩も進めないでいるよりは、どんな捨て方でも良いからモノを家の外に出しましょうと言っています。

厄介な思い出の物の処分

私としては、「大切なモノはしまい込まない」というワードが刺さりました。

思い出の品は使いやすい場所に置く第一位の物でもありませんが、仕舞いこんでしまうと忘れます。

思い出の品も日常生活の中でアクセスしやすく並べる。それができる程度のわずかなものだけを持つ。

結局そういうのが理想ですね。

筆子氏の近影も載っていて、これは貴重なおまけだと思いました。

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