強い洗剤はなるべく使いたくない
お風呂やトイレを掃除するための専用洗剤は数々ありますが、そうした洗剤は私はあまり使わないようにしてきました。
強い洗剤を使うと確かに汚れはきれいに落ちるでしょうが、素材に元々覆っている被膜を剝がすことになるので次に汚れが付きやすくなるという面があると思うのです。
それでこれまでトイレはせっせとブラシでこすっているだけでしたが、やはり今の住まいでも尿石の黄ばみ(というか便器のふち裏は茶色です)が気になってきました。
今年はあえてトイレ用洗剤を買ってきて、掃除をしてみることにしたのです。
ルック泡ピタを1週間で空っぽにする
ドラックストアでは店の外にもいろんな商品が陳列されているものですが、トイレ用洗剤はあまり見かけません。
ドラックストアの中にも普段あまり入らないのでどこにトイレ用洗剤があるのかわからず戸惑いましたが、けっこう奥の方に置いているものですね。
テレビCMでもよく見かけるルック泡ピタ、興味あったのでまずはこれ。
洗剤の性質は中性で、内容量は300g。この時は税込328円で購入。結構しますね。
詰め替え用はもう少し容量が多くなって、価格は少し割安になるようです。
泡はさほど密着しませんが、何とも良い香り。「クールシトラス」って書いてありますが、石鹸のような、花のような、爽やかな感じがします。
でもあんまりしきりとスプレーしてると、逆に鼻についてきますね。
集中的にせっせと掃除していたら、1週間で空っぽになってしまいました。
ふち裏の尿石がひどかったので、スプレーしては、割りばしでこすると、茶色の尿石が1ミリ角くらいずつ剥がれる感じです。
キッチン泡ハイターは目にきつい
私がドラックストア店頭(店の外)でよく見かけるのが、キッチン泡ハイターの詰め替え用です。税込195円くらい。
アルカリ性。スプレーボトルは400g入りで税込273円くらいです。
漂白剤だから除菌としてトイレ掃除に使っている人がいると聞き及び試してみました。
ふた裏や便座は、素材が陶器やプラスチックなので、汚れがすっきり落ちて頼もしいですね。
床はクッションフロアなので、強すぎて素材を痛めないかがちょっと心配。あまり時間を置かないようにして清め拭きします。
便器ふち裏の尿石にはまったく効きません。
泡状ではありますが、においはハイターそのもの。
汚れ具合を見るために顔を近づけて掃除するので、日々の掃除にはちょっときつかったです。
校舎の思い出?サンポール
学校や図書館など、公共施設のトイレでよく見かける印象のサンポールです。
酸性で500ml入り。195円くらい。
尿石を落とすには、今回の3つの洗剤の中でこれが一番効きました。
容量がたっぷり入ってしかも安価。コスパも一番良いです。スプレーではなく、液体のまま使います。
一瞬で落ちるというわけではなく、また粘性もさほどないのでそのままかけてもすぐ流れ落ちてしまうので、ぺーバーに垂らしてはふち裏に当ててしばらく置くとか、それなりに工夫しなくてはなりませんが、やっと、洗剤を使った甲斐のある、目立った効果が見られました。
ただ、どうしても「トイレ洗剤の臭い」がしますね。同じ洗剤でも住居用洗剤とは全く違う、すぐわかる臭いです。
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