森博嗣– tag –
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茶の葉BOOKS
「どうでも良い」は「こうであるべき」より幾分好ましい〜「静かに生きて考える」森博嗣著を読んだ
相変わらずハッとする 森博嗣の近著「静かに生きて考える」を読んだ。 あいもかわらず内容はこれまで書かれてきたエッセイと同じなのだが、やはり迂闊にもはっとしてしまう。 最近の自分を振り返ってみて、どこにも出掛けなくて良いのに、なぜ私はまた、出... -
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クサナギに学ぶ皇の時代の思考法「ナ・バ・テア」森博嗣著
こんな風に生きてゆく 森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズを読み返していて思ったのは、これは皇の時代の意識のありようのサンプルになるではないかということです。 もちろんこれは私の勝手な結びつけ方で、「スカイ・クロラ」の一連の本が書かれ始めた... -
お金をかけない
本を閉じて自由な時間が戻ってきた~読書優先の日々を終えて
森博嗣本と出会った2022 図書館にある森博嗣本を借りまくっていた2022年でした。 図書館で読めるだけでも300冊くらいあります。 森博嗣は「すべてがFになる」で1996年にデビューしたミステリ作家なのですが、独特の価値観を発揮した新書も面白いです。 私... -
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小説家流・いっさいを処分する親の家の片付け方…「相田家のグッドバイ」森博嗣著
幼少時の森博嗣の様子もうかがえる自伝的小説 登場人物の名前は実際とは違うようですが、概ね実際の出来事をトレースした森博嗣の自伝的小説です。 一見エッセイのような語り口ですが、叙述の視点が第三者的なだけでなく、父の視点、母の視点、息子の視点... -
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飛ぶためには余計なものは載せられない…「クレイドゥ・ザ・スカイ」【ミニマルライフのヒント小説】
「スカイ・クロラ」の世界 森博嗣を読むようになったのは、私は新書からですが、小説も大変面白いものでした。 2008年に押井守監督によってアニメ映画にもなった「スカイ・クロラ」。 読み始めたら、なんとシリーズものになっていたことが分かり、読むたび... -
捨てるヒント
親孝行もう、してる~私が幸せであることこそが親の望み/社会貢献もう、してる~税金払っているから
親孝行について 自分で書いた古いメモが出てきました。 私はもう親孝行しているわたしが幸せであることこそが、親の望みであるはず これといって親孝行していない自分に自信を失っていたのかな、ほんの数年前は。 誰の本、誰のつぶやきを見たのか、はっき... -
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誰もが自由にたらたら生きていたい…【森博嗣を掘る】
フルポン村上似?の森博嗣 「お金の減らし方」という新書の見返しには貴重な著者の写真が載っているのですが、口元を隠した芸術家風の写真で、それがどうも某お笑い芸人に見えてしまって困っています。 さて、自由人森博嗣氏は結構はっきりとした独自の意... -
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必要なものより欲しいものを買う!…「お金の減らし方」森博嗣著【ブックレビュー】
必要なものより欲しいもの 著者の森博嗣は、2008年押井守監督によってアニメ映画化された「スカイ・クロラ」の原作者でもあります。 この本「お金の減らし方」を読むまでは私は「一時の欲しいものにお金を使うより、必要なものにお金を使う」ことがお金を...
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