曲げ木の椅子(ベントウッドチェア)をお家で使うのはどうなの?
ヨーロッパのカフェでよく使われている曲げ木の椅子。
おしゃれだけど普通の日本家屋で使うのはどうかなあと迷っていませんか。
曲げ木の椅子は意外にも軽いので、取り回しがとっても楽!
小さなお子さんのいる忙しい家庭でも、椅子を動かしてのお掃除や片付けが楽でとっても便利です。
また、一人暮らしのおうちなら着替えのシャツをちょっとかけたりしても様になってかっこいい。
ベントウッドチェアにはデザインがいろいろあるので、一脚ずつバラバラなデザインで買い足していくのも楽しそうですね。
このページでは、曲げ木の椅子(ベントウッドチェア)を食事や勉強のための椅子として永く使ってきたヘビーユーザーが、その魅力をご紹介します!
曲げ木の椅子の魅力
軽い!取り回ししやすい!
使ってみてつくづく思うのは、軽くて小ぶりなことです。床掃除の際にもひょいと持ち上げられますし、引き締まって小ぶりなつくりなので、あたりに不用意にぶつかりません。
滑りがよいのは、椅子の足にキャップをかぶせているせいでもありますね。
曲げ木の椅子の足は細いので、椅子の足カバーも小さいサイズで足りますよ。
ガタつかない優美な曲線
華奢な脚なのに不思議とガタつかないところも秀逸です。
自分で組み立てるような椅子は、ねじが緩んできたりするとかなしいですよね。
曲げ木の椅子もねじは使われていて、本来は傷んだ部分を取り換えたりもできるようですが、我が家はねじを締めなおしたことがありません。
優美な曲線でうまく安定して体を支えてくれる機能性はよいなあと思います。
座面が痛みにくい
また座面は布張りや革張りではないため、年数がたっても布や革のようにボロボロに傷むことがなく、定期的に取り換える手間がいりません。
背もたれがハンガー代わりになる
すっきりとした背もたれがあるので、シャツなどを一時的にかけたりできます。
実際には、常にここに衣類をかけることはしたくはないですが、床に置きっぱなしにしたくないものを仮にかけておくにはちょうど良い位置に椅子があったりして便利で、またシャツなら形も崩さず機能的です。
私はお風呂上りの浴用タオルを椅子の背に干して、まるで温泉旅館に来た風に使っています。朝には乾くので洗面にまたそのタオルを持ってゆくのです~。
おしゃれで機能的なデザイン
そしてなんといってもヨーロッパのカフェやパブを思わせるデザインが素敵です。
19世紀半ばにドイツのミヒャエル・トーネットによってつくられた曲げ木の椅子は、もともと大量生産のプロダクト。
ヨーロッパ仕込とはいっても王侯貴族風ではなくカジュアルなものなので、普通の日本家屋でもそれなりに合っちゃうのです。
サイドテーブルにもなる
椅子が余っていたときは、サイドテーブルに使っていたこともありました。
うちの椅子は座面が水平ではないので、飲み物を置くときは気をつけなければいけませんが、それ以外なら何でも大丈夫。
引越しの時も、最後までちょっとした荷物を置くことに使えて便利でした。
食事にも勉強にも
私は仕事の時と食事の時ではべつの机・テーブルを使いますが、椅子は基本的に一脚だけを自分用として移動して使いまわしています。
自分では、長々と椅子で過ごしても不快なことは少しもありません。
ただ、身体の大きな男性であれば、もしかしたら長時間この椅子に腰かけていては窮屈かもしれませんね。
ちなみにうちの曲げ木の椅子の座面は直径38㎝、床から座面までの高さは約43㎝です。
我が家の曲げ木の椅子
こげ茶色の曲げ木の椅子は、丸いダイニングテーブルと一緒に最初に購入した家具。
4脚付いていたけれど、一つは背もたれ部分が一部割れてずいぶん前に処分しました。
これを買ったのは家具の展示会で。
招待券をもらったからって訳もわからず出掛けてゆき、下見だけで帰るなんてできずにうっかりその場で買ってしまいました。セットで15万円くらいしたと思います。
その価格が高いのか安いのかもわかりませんでしたが、奇跡的にも大変気に入って、その後の人生を彩ってくれました。
まとめ
- 軽い
- 機能的
- おしゃれ
- 意外となじむ
おしゃれなだけではなく何気に実用的な曲げ木の椅子。
今ある椅子にしっくりこない時は、曲げ木の椅子も選択肢に入れて、探してみてはいかがでしょうか?
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