ダイニングテーブルを手放す
我が家のダイニングテーブルはしっかりした木製。
ベントウッドチェア4脚とセットで買ったものですが、この春、テーブルだけを手放すことにしました。
まさか自分がこのテーブルを手放してしまうなんて!ここ数年の自分の変化に自分でも少し驚きます。
しっかりしてすっきりしていた丸テーブル
サイズは直径105㎝と大きな円卓。
4本の脚は直径6㎝でしっかり太いけれど、まっすぐシンプルなので、全体から見ると華奢にすら見える。
卓の下が悠々広くて、テーブルの脚に引っかかったりぶつかったりしないのが、ストレスが無くてよかった。
地震が来てもさっと下に逃げ込めるほど、すっきりしている。
ガタつかないしっかりしたつくりだけれど、引越しの時には脚を外すのも簡単!
丸テーブル付属のねじ回しは、いつもリビングのペン立ての中にありました。
アイロンかけももちろんダイニングテーブルで。
バスタオル1枚を畳んで載せただけでどんどんアイロンをかけてしまう。
そんな雑な扱いにも懐が深かった丸テーブル。
テーブルの上には物を置かない
それなりに雰囲気があって、何度かの引越しでもそれなりに部屋になじんできた丸テーブル。
一番ぴったりしていたのは2番目の家かな。
狭い家にまん丸の卓がぴったりはまった。ぶつからないで通り抜けられる。
キッチンから振り返れば調理台として、そしてもちろん食事のテーブルとして。
食事が終われば台拭きできれいに拭って、テーブルの上には何も置かない。
書き物も縫い物も落ち着いた気持ちで取り組めました。
丸テーブルの残念だった点
まん丸なので、テキストやノートを横に広げられない。
肘をついても、ちょっと滑ったらテーブルのふちをはみ出し、カクンとずっこけてしまう。
逆に我が家で使うにはテーブルが大きすぎるかな、と思うこともありました。
うちの食事は皿数、品数を絞っているので、食器がぽつりぽつりでテーブルが余ってしまう。
こんなに広くなくても良いかもしれないなと。
モノの思い出は「置いといて」、自分のこれからの暮らしを考える
去年は処分するなんてとんでもない!と反対される状態でしたが、この春同居人の同意を得られて処分することにしました。
いざゴーサインが出ると、改めてこのテーブルと過ごした日々のことが思い出されます。
テーブルに対してなんかすまないような気持ちになっていて、断捨離のやましたひでこのいうところの「モノ軸」になちゃっているなあと思います。
でも、「手放そうか、やっぱやめようか」を、もうすでに何年も自分の中で繰り返してきたので、もう十分だと思います。
モノの方ばかり見ていたのを切り替えて、他の方向、たとえば自分のこれからの暮らしの方を見ることにします。
一生モノの危険性
服でも靴でも家具でも、かつての自分は質の良いものを持って永く使うことを良しとしてきましたが、最近は一生モノが重くて仕方がないです。
まずこれからは一生モノを買わないようにしたい。「一時の間に合わせ」上等です。
このテーブルについては何年も、使い続けるか止めるかを考えてきてこのほど手放したわけですが、「永く考えてきたから手放してよい」ではないだろうと思います。
今後、ほかのものについてはもうあまり長々と考えずに、
- どれだけすぐに行動に移せるか
- 気付いちゃったら「捨て」
という見方でやっていこうと思っています。
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