「もっとお金があったらなあ」「あと〇〇円あったらなあ」が禁句な理由が腑に落ちた…「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著を読んで

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お金にコントロールされない人生

「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著は岩波ジュニア新書のシリーズで、中高生をメインターゲットにした本ですが、4時間目(第4章)には予算と決算の話があります。

自分が使ったお金の流れをつかんだときに、「もっとお金があったらなあ」とついつぶやきたくなることがあるかもしれませんが、それに対してこの本では珍しくはっきりと「それは一番やってはいけないことです」と言い切っています。

こうした話は、似たような言い回しでよく目にしてきたつもりですが、私はなぜかこの本を読んでしっかりと腑に落ちました。

「もっとお金があればなあ」というのは、「お金があれば違うことができるのに」という意味です。つまり、お金の量によって自分の行動が変わる、すなわち、お金に行動をコントロールされている状態だということです。

「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著より引用

お金があってもなくても、やりたいことをやる

お金があってもなくても自分はこれをやるだろう、ということをいつもやっているなら、お金に使われていなくて、自分がお金を使っていると言えそうです。

本当にやりたいことがあるのなら、お金があってもなくても、とにかくやり始めなければいけないのです。あればあるなりに、なければないなりに、気持ちさえしっかりしていれば、それなりになんとかなるはずです。

「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著より引用

わたしが本当にやりたいこととは?

お金が少なくても、逆にセレブになっても、私は今のような暮らしが楽しいので続けたいなあと思います。

セレブになっても家屋敷は増やしたくない、大きくしたくないですね。狭い部屋が良いです。

そして、今本当にやりたいことは「ものを減らす」ことです。

「ものを減らしたらその後どうするの?」と聞かれても、「清々しい空間を楽しむ」だけでいいかな。

少し前は、「何年後にはどこそこへ旅行する」というのがやりたいことリストに入っていましたが、今はもう無理に出かけて見聞を広めなくても良いんじゃないか?って思います。

特に何もしなくてよい。強いて言えば何でもできるようにフリーにしておきたい。

今の自分はそんな感じですね。

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