「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著【ミニマルライフのヒント新書】

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岩波ジュニア新書のファン

岩波ジュニア新書は興味を惹かれてよく読みます。

専門家が自分の専門分野から話題を選んで、十代の子供向けに噛み砕いて語ってくれるシリーズ。

分かりやすくて得した気分になるものが多いですが、時には子どもを見くびっているように思える著者もいないではありません。

この本については、嫌味が無くて好ましいと私は思います。

英語教師をやめて家庭科の教師になった

著者の南野忠晴は高校の英語科教員だったのに勉強をし直して、大阪府初の家庭科教員の一人になったという面白い人です。

確かに家庭科という教科は生活のすべてのことをテーマに出来るから、広げようと思えばどこまでも広がって面白い教科かもしれません。

でもすでに教師だったというのに、教科を変えてやっぱり教師をやるってすごいことだと思います。

そういえば私の知っている人で、「数学の先生はかっこいい」と言っていた社会の先生がいました。

先生の考えることは私には分かりかねますね。

ふたつのワーク

この本の中には、自分で実際にやってみることで気付きの得られるワークがふたつ載っています。

ひとつは本の冒頭の「1時間目」(第1章)にあるのですが、ワークは本で読んでいただいたほうが効果的だと思うので、ネタバレは控えますが、私はこれを思い出しては時々やっています。

簡単なワークですが深いなあと思います。

ミニマリストなワーク

もうひとつのワークは「4時間目」(第4章)にある「究極の一人暮らし」ワークです。

これをやってみることで、自分の価値観、自分らしさを発見できるといいます。

著者は「このワークをすることで『質素な生活』をしようと呼び掛けているわけではありません」と述べていますが、著者にはミニマリスト志向が十分あると私は見ました。

これまで7回もの引越しの経験がある著者は、引っ越す前の何もない部屋で「どこに何を置こうか」ということよりも「このまま何も置かずに暮らせたら、広々して気持ちいいだろうな」と考えたというのですから。

旅に出なくても大自然に触れることができる

まだ何もものを運び入れていない新居でぼーっとしているのは、大自然の中で一人たたずんでいるのと似ていると著者は言います。

まだ明かりもつかないような部屋なら、大自然と対峙しているというのはわかる気がします。

このワークのくだりがとても印象に残っていて、私も今すぐ一人暮らしをして、夕まずめの中でぼんやりしていたくなります。

でももちろん、実際に一人暮らしをしなくても、また登山や旅行などの非日常を設定しなくても、ワークをすることで今いる場所で自分を見つめなおすことができるということなのです。

機会があれば読んでみてください。

でも、ミニマリストあるいはミニマリストを目指している人であればすでに実践していることでもあるとは思います。

ものを減らしていくということは、おのずと自分を見つめなおすことでもあるのですから。

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