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手芸本から光浦靖子
今年は芸能人のエッセイ本を良く読みました。
そのはじまは小林聡美だったかな。
その後清水ミチコを読んだら、この人すごい人だと再認識。同じ時代に生きていて嬉しいと思ったほど。こまめに映画やライブを見てまわっていて、ちゃんと栄養補給しているから出すものが途切れ無いのかなと思った。
しかし最近光浦靖子を読んでいるのは、手芸本がとっかかりです。
光浦の手芸本はニードルフェルトという手法によるもので、すでに3冊にもなりますが初めの2冊は面白くなかった。でも3冊目の「私が作って私がときめく 自家発電ブローチ集」はとても面白かったです。
羊毛で似顔絵をしちゃうの。
あらゆる装いを台無しにする大久保佳代子ブローチが秀逸です。
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ひとりだからカナダにも楽に行ける
それでエッセイ本なども読みたくなりました。
光浦靖子は今カナダに語学留学していたんですね。
「50歳になりまして」にはカナダに行こうとしたタイミングで疫病で足止めを食らっている様子などが綴られています。
光浦靖子の近況、人となりが垣間見えるのが面白く、またエッセイ一本の分量が多くて、何だか読みごたえを感じます。
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ぎゃくに「ハタからみると、凪日記」は、字数の関係か短くさっさとまとめていて、食い足りない感じがしました。
でも、疫病がはやる以前の蜜だった人付き合いのあれこれの中で浮かび上がる思いがあって、ああ昔はこんな感じだったなあと隔世の感がしました。
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