小ネタがぎっしり
他ではあまり載っていないような情報が、こまごまと、ぎっしりいろいろと、あると感じた本でした。
でも「はじめに」に本のエッセンスが凝縮されていると感じました。私はこの本の「はじめに」だけを読み返せばよいな。
著者のLove Me Do(ラヴ・ミー・ドゥ)氏は、西洋&東洋の占星術、風水、数秘術など、様々な占いを独自に研究し、テレビにもよく出ているようですね。全然知りませんでした。
人に席を譲れる優雅な人は、実は運気にがめつい人?
今後の運を左右するとあっては、席が空いたからって我先に座ってはいられません。
人に譲れる優雅な人は、実は運気を何よりも大切にしているのかも。
失っているように見えて得ているものがある。
多少嫌な思いをしても、「これで悪運の前払いをした」と思えば、あっさり流せる。気持ちを楽に切り替えられる。
うまくいかない時も何も失っていない
うまくいかない時は、「そこで運を使うな」というサインなのだとか。
窮地に陥ったときこそ、引いて引いて、大局からものを見られれば、いつまでもくよくよしなくて済みますね。
「こちらばかりが損をした!」「相手ばかりが良い思いをしている!」とか思うから、苦しみに囚われてしまう。
でも本当に損かどうかはまだ分からない、相手がそれで幸せかどうかも分からない。
「なぜよりによって今なのか」って考えても答えの出ないことを考えず、何があっても「守られてる!実は得をしている!」と思えたらそれはシアワセというものでしょう。
何でも気の持ちようで、何でも程度問題、なのかな。
生きるって案外簡単なことかも。(冷静にそう思える今の私は、シアワセだということだ)
変化は善だが、タイミングの見極めは難しい?
変化をとるのはおおむね良いことであるらしく、どんどん変化を選ぶ「変化マニア」になりましょうと著者はいう。
でもうまくいってるなら無理に替えなくても良い、とも書いてある。
でもスマホなど、まだ使えるうちに替えるのが運気を高めるとも書いてある。
「変化」は私の一番苦手な科目なのですが、今が変化すべき時なのか待つべき時なのかは、やはり自分で見極めなくてはならないようです。
無理に変化して、その後何年も苦しんだ時期も私にはありましたが、タイミングを自分で決めることに自分の人生を生きる醍醐味があるのだろう、とでもしておきますか。