たんす代わりに使っていたPPケース
無印良品で売っているポリプロピレンケース(PP収納ケース引き出し式・小)をいっぱい持っていて、たんす代わりに使ってきました。
サイズは様々売られていますが、我が家で揃えていたのは幅34×奥行44.5×高さ18㎝のもの1種類だけ。
買い求めた時期もさまざまで、必要に応じて少しずつ買い集めてきました。
私がPPケースのメリットだと感じていたのは、
- 重ねて使える
- 押し入れ用の衣装ケースほど大きくないので、部屋にそのまま置いても収まりよく使える
- 衣類、紙類、食品、キッチン用品などの器具や文具・工具類など、何を入れても構わない
- 段ボールのケースだとゴキブリの巣になる恐れがあるが、PPケースならそんな隙間はない
といったような点です。
動かしにくい大きなたんすを持つよりも、小振りな引き出しを必要に応じて持つのはとっても合理的だと思っていました。
ポリプロピレンケースの経年変化が悲しくなってきた
長年重宝してきたのですが、最近はケースの汚れが気になってきました。
時々は水拭きしたりして手入れをしてきましたが、ポリプロピレンという素材の経年変化は「古びる」と言えるような味わいあるものではなく、黄ばんだり、傷ついたりしてただ汚い状態になるだけなのが残念です。
店に並んでいる時のPPケースの半透明の白さはとても美しいのですが。
古くなったら買い替えるという手もありますが、このくらいの大きさでもごみに出すときはうちの自治体では粗大ごみになるので、そのコストも考えないといけないなあと思います。
このサイズのケースは1個1000円くらいで買えますが、捨てるときのことまで考えると1個1200~1300円くらいになりますね。
サイズのロスが気になってきた
経年変化の他に気になっていたのが、中に入れるものと微妙にサイズが合わなくて、空間をロスしているということ。
例えばA5判のノートは、引き出しの中に立てて置けたらかなりコンパクトに収まるなあと思うのですが、深さがあとちょっと足らりない。立てて仕舞えず、寝かせておくことになるので、下の方が見えにくくなります。
シャツなどの衣類も手前と奥で2段は並べたいのですが、ちょっときつくなるので、シャツは手前に1段だけで奥は小物をしまったりとか。
あと、PPケースの取手部分が内側に張り出しているデザインなので、手前にきっちり物を入れられないのはとても気になっていました。
ガイド線を引いてカット
実はPPケースは少しずつ捨てています。
コサージュに使うこてを使って「熱解体」とでも言いましょうか、分速1㎝、30㎝の長さをカットするなら30分かけて、接合部分をゆっくり切断していきます。全部板状にして、さらに30㎝を超えない程度に小さくします。
いつもあんまり大変なので、前回は粗大ごみとして捨てました。
でも今回は作戦変更。板状にしないで、3面を接合した状態を保って解体します。カット作業が従来の半分ですみます。そして解体したものをいくつか箱状に組み合わせてから捨てることにします。
さらに今回は丁寧に、切断の前にサインペンでガイド線を引いておきました。
単に真ん中あたりで切るだけなので、ガイド線などなくても目分量で充分なのですが、何しろ分速1㎝という、日常生活ではありえない低速での仕事なので、ぼーっとして暇を持て余すのです。
ガイド線があることで、どこまでやったかが常に明らかになるという効果があったかもしれません。
箱状にした方がごみ袋が破れにくい
板状にしていた時は、断面がギザギザでごみ袋を突き破りそうなので、捨てるときに気になっていたのです。
今回箱状にしてみたら、思った以上に引っかかりがなく、ごみ袋の中にとても具合よくおさまりました。
ただ引き出し部分は「L字型」なのでいくつも重ねられますが、外枠部分は「コの字」型なのであまり重ねられません。
もともと嵩張るものなので無理はせず、いくつもに分けて捨てました。