交通系ICカードがかわいいって斬新だった
少し前のことになりますが、交通系ICカードのPASMOを手放しました。
PASMOは首都圏私鉄鉄道・バスの交通系ICカードとしてスタートし、今では相互利用エリアを拡大してほぼ全国で使えるカード。切符を買ったり、定期券にしたり、クレジットカード機能つきの一体型PASMOにすればお買い物にも使えるカードです。
普段東京で電車に乗るときに使っているPASMOを、京都でバスに乗るときにも普通に使えたときは、地元の人になったようで感動しました!
PASMOはシルバーの地色にマゼンタの丸っこいロゴ。かわいくて大好き。
交通系ICカードがかわいいっていうところが斬新でした。
2枚もあっても使いこなせない
PASMOを持つようになったきっかけは、消費税が上がって運賃に端数が出るようになり、券売機とPASMOでは切符の値段が違うようになったからです。
最初はそれ以前に普及していたプリペイドカードの感覚があって、タッチせずに切符を入れるところにパスモを嚙ませたりといった失敗もしましたが、使い出したらやっぱり便利。
PASMO1枚で私は満足していましたが、数年後Suicaを持つ必要が出てきて、2枚持ちになったら、途端に複雑に思えてきてしまいました。
それでもなんとなく2枚とも維持していましたが、コロナで外出の機会も少なくなったこともあり、もうPASMOは手放すことにしました。
払い戻し手数料の無いうちに払い戻しを済ませた!
私が解約した時はちょうど解約手数料がない時期でした。(2022年3月12日からは解約手数料がかかるようになりました)
といっても、当時もPASMOにどういう機能を持たせていたかによって、手続きや手数料が簡単にもなれば複雑にもなってゆくようです。
・無記名なら全額払い戻しできてシンプル。
・記名式でも定期券機能をつけていないなら簡単。でも、窓口で身分証明書が必要になる。
・クレジットカード機能をつけていると手数料が差し引かれて全額払い戻しにはならない。
物やサービスにお金を使うときは、新しく買うときだけでなく捨てるとき・やめるときのことも考えておくことは大事だなと改めて思いました。
便利にすればするほど、それをやめる時の手続きが煩雑になってしまうんですね。
2022年3月12日より前だったので、チャージ残高全額+デポジット500円が戻ってきた
私の場合は最初は無記名で使っていましたが途中から記名式にしていたので、払い戻しには身分証明書が必要でした。
記名式であればもしも落とした時に払い戻しされるから、という理由で切り替えたのですが、記名式にしたとたん激しく後悔しました!無記名を紛失すればそれっきりだけれど、名前が書いてあるものを紛失するのも憂鬱ですよね。
とにかく身分証明書は必要でしたが、払い戻しは駅の窓口であっさりできました。
使い切れなかったチャージ残高数百円と、デポジットとして最初に支払った500円。
ちゃんと、全額戻ってきました。
チャージした分きっちり使い切らずに払い戻したらいくらか損になると思っていたので、「端数まできっちり使い切るにはどうしたらよいだろうか?」とか、考えても徒労なことを考えて、ずっと手続きがおっくうでしたが、使っていない分だけがちゃんと戻ってきて、何も無駄になりませんでした。
駅の改札横の窓口で簡単な記入をしたら、現金とともに「払戻証明書」というものをもらえて、これで金額の証明も手元に残りました。
ちょうど丸7年使ったことになります。
2022年3月12日からは、払い戻し手数料220円がかかる
PASMOは2007年3月にサービス開始。
2014年4月からは払い戻し手数料を廃止していたのですが、2022年3月12日からは払い戻し手数料がまたかかるようになってしまいました!
払い戻し手数料は220円です。
その時点のチャージ残高から、デポジットの500円はきちんと戻ってきて、それ以外に220円差し引かれた残りが払い戻しされます。(ただし一体型のPASMOの場合は、デポジットの返金は無しなど、やっぱり不自由です。)
一旦無しになった手数料が復活なんて、こんなことってあるんですね。
理由は短期間の利用を抑制して、繰り返し長く使ってもらうためだということです。
だったら、5年とか長期間使ったら払い戻し手数料なし、とかにしてくれたらもっと良いのではないかな~と思います。
\厳選アイテムご紹介しています/
\折々の私信はこちら/