茶の葉BOOKS– category –
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「片付けない作家と西の天狗」(笙野頼子著)に見る作家の暮らし【ミニマルライフのヒント小説】
【純文学に要注意】 初めに申し上げておきますが、これは純文学の小説家による小説なので、つまり文字や言葉による芸術なのです。必ずしも読みやすい本ではありませんし、具体的な片付けのヒントが得られるハウツー本ではありませんのでご了承ください。 ... -
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「常に整理していること」…「ききがたり ときをためる暮らし」(つばたしゅういち・つばた英子著)を読んで
【ときをためる】 「ときをためる暮らし」という言葉がとっても魅力的な、つばたしゅういち、つばた英子夫婦の本、「ききがたり ときをためる暮らし」「ふたりからひとり~ときをためる暮らし それから~」(自然食通信社刊)などの世界も好きです。 つ... -
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「応為坦坦録」(山本昌代著)に見る応為の暮らし【ミニマルライフのヒント小説】
【アラフォーの出戻り女流画家・応為】 「応為坦坦録」は山本昌代のデビュー作。1983年文藝賞を受賞し翌年に単行本が刊行されました。 応為は、「応為坦坦録」の中に出てくるアラフォー女性の雅号です。 彼女は父親と昔の東京都心で二人暮らしをしています... -
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「片付け脳ー部屋も頭もすっきりする!」加藤俊徳著を読んだ【ブックレビュー】
【片付けに大きく関わっている脳】 メルカリマガジンの記事が面白くて、片付けと脳の関係について考えました。 私が関心を持ったのが 片付けは脳の複数のエリアを使う高度な作業である 片付けが必要だと気づくまでが難しい だから片付けは疲れきっている時... -
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誰もが自由にたらたら生きていたい…【森博嗣を掘る】
【フルポン村上似?の森博嗣】 「お金の減らし方」という新書の見返しには貴重な著者の写真が載っているのですが、口元を隠した芸術家風の写真で、それがどうも某お笑い芸人に見えてしまって困っています。 さて、自由人森博嗣氏は結構はっきりとした独自... -
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必要なものより欲しいものを買う!…「お金の減らし方」森博嗣著【ブックレビュー】
【必要なものより欲しいもの】 著者の森博嗣は、2008年押井守監督によってアニメ映画化された「スカイ・クロラ」の原作者でもあります。 この本「お金の減らし方」を読むまでは私は「一時の欲しいものにお金を使うより、必要なものにお金を使う」ことがお... -
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ミニマルライフの指南書はこれ一冊で良いかも…「必要十分生活」たっく著【ブックレビュー】
【片付いた暮らしを無理なく実践】 ミニマリストとか断捨離とかを過剰に意識せず、必要十分を実現させていて気分良く生きている風な、たっく氏。 本は深刻なことを読者に突きつけず、終始気軽な明るい調子で心が和みます。 よく読むと結構過激にも見えます... -
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やっぱり「捨てる」ことが第一だな~片付けとか整理整頓とか収納術とかよりも【日本人が捨てることを受け入れてきた歴史】
【面倒くさくなってなんでも捨てたくなる】 いろいろな厄介ごとに対して、それが無ければどうなる?それ無しでもよいのでは?と考えてきた、少々乱暴な私です。 実際にすぐにそれを実行することはあまりないのでおとなしいものですが、でももしかしてそれ...