茶の葉BOOKS– category –
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持たないことが安定である…「8割捨てればうまくいく!人生を変えるガラクタ整理法」竹内清文著を読んだ
【さまざまな8割捨ての本】 8割を捨てることを目標にする捨て方の本はいくつかあるので、それらを楽しく読み比べています。 こちらの本は2010年の刊行です。 著者である竹内清文氏は、カレン・キングストンのセミナーを直接受けて指導者となったのち、一門... -
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思い出の品は仕舞い込まない…「8割捨てて、すっきり暮らす」筆子著を読んだ
【8割捨てる本を物色中】 8割を捨てることを目標にする捨て方の本はいくつかあるので、それらを楽しく読み比べています。 筆子氏の著作には「1週間で8割捨てる技術」という単行本もありますが、今回の「8割捨てて、すっきり暮らす」は薄手で大きなムック本... -
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小説家流・いっさいを処分する親の家の片付け方…「相田家のグッドバイ」森博嗣著
【幼少時の森博嗣の様子もうかがえる自伝的小説】 登場人物の名前は実際とは違うようですが、概ね実際の出来事をトレースした森博嗣の自伝的小説です。 一見エッセイのような語り口ですが、叙述の視点が第三者的なだけでなく、父の視点、母の視点、息子の... -
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食料備蓄はどこまですべき?西暦2000年問題の時にも考えさせられた…自分の正しさを証明するためにパニックを望んだ人の漫画「幸せなスピリーマン」
【西暦2000年問題とは?】 あと数年で西暦2000年を迎えるというときに、コンピューターが2000年を1900年と読み替えて誤作動を起こすかもしれない、そこから一体どんな影響があるか計り知れない、ということが言われ出しました。 電気・ガス・水道といった... -
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飛ぶためには余計なものは載せられない…「クレイドゥ・ザ・スカイ」【ミニマルライフのヒント小説】
【「スカイ・クロラ」の世界】 森博嗣を読むようになったのは、私は新書からですが、小説も大変面白いものでした。 2008年に押井守監督によってアニメ映画にもなった「スカイ・クロラ」。 読み始めたら、なんとシリーズものになっていたことが分かり、読む... -
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全部捨てた代わりに何を得ている?…「ぜんぶ、すてれば」中野善壽著を読んで
【先行きの分からない時代をどう生きるかにズバッと答える】 厳しい生き残りの時代に何をどう学ぶか、何を選ぶべきか? それを「全部捨てればいいんですよ」と冒頭で言い切ってくれるのでスカッとしました。 分からないものは分からないままで生きるしか無... -
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マンション選びの本を読んでいたらうんざりしてきた…失敗の許されない大きな買い物のストレスを思う
【家が高額過ぎるから悩む】 今のところ、将来は中古マンションを買いたいなあと考えています。 最近読んでいた本は、マンションの賢い選び方を教えてくれるものなのですが、読んでいてどんどん憂鬱になりました。 マンション選びのトラップは無限にあると... -
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「もっとお金があったらなあ」「あと〇〇円あったらなあ」が禁句な理由が腑に落ちた…「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著を読んで
【お金にコントロールされない人生】 「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著は岩波ジュニア新書のシリーズで、中高生をメインターゲットにした本ですが、4時間目(第4章)には予算と決算の話があります。 自分が使ったお金の流れをつかんだときに、「もっ... -
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「シアワセなお金の使い方」南野忠晴著【ミニマルライフのヒント新書】
【岩波ジュニア新書のファン】 岩波ジュニア新書は興味を惹かれてよく読みます。 専門家が自分の専門分野から話題を選んで、十代の子供向けに噛み砕いて語ってくれるシリーズ。 分かりやすくて得した気分になるものが多いですが、時には子どもを見くびって... -
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「北斎と応為」キャサリン・ゴヴィエ著を読んで…人生がリアルになると悩みは拡大される
【葛飾北斎の娘・応為についてまだまだこだわり中】 カナダの小説家・キャサリン・ゴヴィエによる「北斎と応為」を読みました。 応為は子供もなく、炊事・裁縫もせず、絵を描くことだけをしてきた単純な人生のはずだったのに、キャサリン・ゴヴィエの描く... -
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大切なものを捨てるとすっきりするー「エルンストの月」(山本昌代著)に見る山本昌代の暮らし【ミニマルライフのヒント小説】
【要らないものを捨てたって面白くもなんともない】 本日も、小説を読みつつ片付けのヒントを探っています。 山本昌代のエッセイ集「エルンストの月」は、1995年にNOVA出版から刊行されました。 様々な媒体に発表されたものを集めたばらばらな話題のエッセ... -
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「片付けない作家と西の天狗」(笙野頼子著)に見る作家の暮らし【ミニマルライフのヒント小説】
【純文学に要注意】 初めに申し上げておきますが、これは純文学の小説家による小説なので、つまり文字や言葉による芸術なのです。必ずしも読みやすい本ではありませんし、具体的な片付けのヒントが得られるハウツー本ではありませんのでご了承ください。 ...