昔勉強した「僕のベッドは船だ」とかいう英語の詩の記憶がおぼろにあるのですが、、、私にとっては机が「自分の部屋」って感じがしますね、昔から。
長らくフォルミオのPCデスクを自分の机として使ってきましたが、このほど更新。
軽快なキャンプ用折り畳みテーブルを机として試してみることにしました。
購入までに比較検討したもの
パイン材テーブル・折り畳み式【無印良品】税込5990円
ネットでは人気商品のようで、時期によっては欠品していることもある、無印良品のパイン材テーブル。
幅80×奥行×高さ70㎝。
昔から気になっていて、まず良いなと思ったのはお手頃な価格だったから(笑)。
昔は5000円じゃなかったかな?6000円だったかな?
とにかく値段で惹かれたという、購入動機としてはあまりよくないパターン。
良いなあと思う点は
- パイン材という天然素材であること。古くなってもそれなりに味わいが出そう。
- 一人用のコンパクトなスペースが確保できる。
- 自分には高さ70㎝の使い勝手が良いことは確認済み。ちょうどよい高さ。
- ふたりまでならダイニングテーブルとしても使える。
- お手頃に思える価格。
- 広げるときも畳むときも簡単。部品が紛失するようなことがない。
ここが残念だと思う点は
- 脚が折り畳めるだけで、卓面は折り畳めない。
- 対面での食卓にはなるが、3~4人で囲むにはサイドの人は足の横棒が邪魔になる。
- 人気商品、ネットメインの商品になって、店頭で選びにくい(ずっと使うならパインの節目模様を確認したい)
- 抽斗がない
昔無印良品の店頭で見る度に「良いな~」と思うのですが、「ここに置きたい」「こう使いたい」という切実な感じがせず、特に当時は直径105㎝の円形ダイニングテーブルでいろいろできることが面白かったので、この折り畳みテーブルは買わずじまいでした。
FIELDOOR レジャーテーブル バンブー 【FIELDOOR】税込8900円
幅100×奥行65×高さ70㎝。フィールドアというブランドのバンブーテーブル。
サイズさえ合えば本当はこれが欲しかった。
画像で見た限りでは卓上の縦横のバランスも良い。ダイニングテーブルにも無理なく使えそう。
でも幅100㎝だとうちではちょっと大きく、置き方が決まってしまいます。
卓上が60×40㎝のものもありましたが、これは高さが40㎝しかなくて残念。(慌てて買わなくてつくづくよかった)
良いなあと思う点
- 高さを70㎝にできる
- しかも無段階で好きな高さにして使える(アウトドアならでこぼこした場所でもテーブルを水平に保てる)
- ダイニングテーブルとしても無理なく使える
- 3~4人でも、四方から卓を囲める
- ひとの膝、脚がテーブルの脚にぶつからない
- 円柱の脚!(四角柱の脚より好み)
- 卓面を折り畳める。折り畳んだときにコンパクトになる
- 広げるときも畳むときも簡単。部品が紛失するようなことがない
- 抽斗はないけれど、支柱に布を渡してハンモックのような棚を作れそう
残念だった点
- 幅100㎝だと、我が家では置き方が決まってしまう(幅60㎝か65㎝かせいぜい70㎝くらいまでのものがほしい)
これまで実際に自宅で使ってきたキャンプ用折り畳みテーブル
アルミロールテーブル 70×70㎝
昔イベント用にと買って仕舞い込んでいましたが、今の部屋に越してきてからダイニングテーブルとしてすでに使っていたのが実はこれ。
卓上のサイズは70.3×70.3㎝の正方形で高さが73㎝弱です。
うちにあるものは中国製で、株式会社カワセが輸入販売元になっています。
テーブルという平面が丸めて棒状になるというところが秀逸!
全体がアルミ製なのでとても軽いし、組み立ても道具不要で直感的に出来てしまう。
良いと思う点
- 畳んだときにとてもコンパクトになる
- 2.7㎏とテーブルにしてはとても軽い
- 4000円未満と、割とお手頃な価格
- 広げるときも畳むときも簡単。部品が紛失するようなことがない
- アルミ製で熱に強い
残念な点
- 天板を載せると高さは厳密には72.7㎝になり、70㎝よりちょっと高い(本を読むとき読みにくい)
- テーブルの下に脚・膝を入れづらい
- スマホ認証の時に、金属製テーブルは支障がある
- テーブル面の強度が弱い。重いものを載せると、アルミ板がへこむことがある
ダイニングテーブルは、下半身が無理なく入らないとまともに食事ができない!
このテーブルは、4本の脚を固定するための筋交いが4方向ともついていて、私が使う分にはおおむね問題がないのですが、ここに同居人の膝や脚が引っかかるのです。
股を広げていては、テーブルに向かえないのですね。
板があって脚が付いていても、それだけでは食事をするときに食べにくいことがあるというのは、実際にキャンプ用品を普段の食事に使ってみて初めて分かりました!
天板があれば食器は載りますが、膝や脚が天板の下に入らないと、上半身だけ乗り出すようにして食べないといけないとか、
箸に載せて手前に持ってきたおかずを、口に運びきる前に落としてしまうとか、
それを防ぐためには脚は横に向けて、身体だけ食卓に向けて食べることになるとか、
いろいろと不自然なことになりました。
今回新調したキャンプ用折り畳みテーブル
King Camp の折り畳みテーブル
自分の机用にというのが第一の目的ですが、あわよくばダイニングテーブルにもできないかな、と考えていたのです。
高さを最大65㎝までにしかできないのが最大のネックでした。
良いなあと思う点
- コンパクトにたためる
- 軽い(卓上面積が小さいから)
- 木(竹製)のテーブル
- 抽斗はないけれど、支柱に布を渡してハンモックのような棚を作れそう
残念な点
- 高さを65㎝までにしかできない
- 四角柱の脚
- 高さ調整の時、硬くて大変そう
旧モデルをメルカリで買う
king Camp のこのタイプは、最新モデルでは4本の脚が四角柱で、高さも45㎝、52㎝、65㎝と、決まった長さにしかできないようです。
高さについては決められているのは逆に便利かもと思いましたが、そのサイズ変更の時に相当力が必要だというレビューがありました。
さらにそれ以上に脚の形状が四角柱というデザイン面が何だか気になります。
些細な点ですが、こういう点を我慢して買っても、私の場合はその後ずっと気になってしまうんですよね。
それで、FIELDOOR か、King Camp か決めかねて悶々としました。
他に良いものが出ないかなあとぼんやりと考えつつ、ゆうに半年くらい。
ところがあるとき思いついてメルカリで検索してみたところ、たまたまそのときKing Camp の旧モデルが出品されているのを発見。
メルカリは不用品を売却するために登録したものであって、メルカリで何か買うつもりは全く無かったのですが、結局それを買ってしまいました!
まず本当に届くのか、それだけでドキドキしました!!
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机として使ってみての感想
これまでのPC机は、脚元に棚があって、それが便利でもありましたが、すねに当たる不都合もありました。
それが、この折り畳みテーブルにしたところ、脚がのびのびして爽快でした!!
高さが65㎝までにしかできないということはあらかじめわかって、事前にシュミレーションもしていましたが、やはり70㎝あると良いなあと思いますね。
これまでずっと高さ70㎝で体が慣れていたので、肘を置くときに「すかっ」とこけてしまいます。
ただ、今は書類を数センチ積んでその上で作業したりしてるのですが、その場合は案外違和感ないですね。
できればあと5㎝、せめて3㎝高くできると良いかなと思います。
上げ底できる脚パーツみたいなものもあるようなので今後検討したいと思います。
あと本当に華奢なつくりなので、消しゴムを使うと、テーブル全体が小刻みに揺れるのが笑えます。
逆に、普通のしっかりした机のえらさが分かりました!
ダイニングテーブルとして使ってみての感想
テーブルの厚みはわずか1.2㎝なので、これまでの厚み3㎝くらいあった重厚なダイニングテーブルと比べると貧相かと思いましたが、並べて使うわけではないし、あまり気になりませんでした。
テーブルの下に膝や脚を入れやすくする作戦については、先のテーブルで斜めの筋交いで引っかかっていた同居人の脚・膝も、これで問題なかろうと思いましたが、、、
脚は無理なく入るようになりましたが、今度は高さが5㎝低くなったことで、膝が入れにくくなっていました!
テーブルの高さが低くなると、椅子の座面との距離も狭くなるんですね。椅子には普通の座布団も載せていますし。
私が使う分には、座布団で幅が狭まることはないし、机としてもダイニングテーブルとしても問題はないのですが。
机やテーブルって、案外2~3㎝の違いが響くときもあるのですね。
脚はハの字型についていた
ところで脚の付き方ですが、買う前の画像でも、また自分で撮影した画像でも、4本の脚は垂直に付いているように見えますが、実際はハの字型で、床に接触する側が広がって付いています。
ハの字型だから良いとか悪いとかでは無いのですが、買う前に思っていたのとちょっと違っていたということで記しておきます。
ちなみにアルミロールテーブルの方は垂直に付いています。
まとめ・キャンプ用品を家具にするポイントは脚!
キャンプ用のテーブルを机にする試みは、自分で机として使うには及第点で、ほぼ満足しています。
ダイニングテーブルと兼用する点については、今回の経験でダイニングテーブルとは結構繊細なものだということが分かりました。
ただ板があって、脚が付いていても、下半身が無理なくテーブルの下に入らないと、食事がしづらいのです。
ネットや店頭であっても、幅、奥行き、高さくらいしか思いつかない中で選ぶには、なかなか気づけない点ではあります。
テーブルとイスとの高さの関係は、専門的に最適解があるようですが、キャンプ用品は本来の用途が全く違うものですから、普段の食事に使えないじゃないかと言っても責任は問えません。
でももしもキャンプ用品のメーカーやショップが「室内でも使えますよ」をアピールするのであれば、本当に使えるのかどうか、メーカーやショップは今一度検証すべきだとは思いますね。
でも、さんざん考えて失敗したとしても、キャンプ用品はコンパクトになる点がやはり断然魅力的です。
少しでも興味があれば、あなたもこんな「間に合わせで身軽な暮らし」、実際に試してみてはいかがでしょうか?
それに、ちょっと低めというのも案外気安い感じがしてよいものですよ。
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