買い物嫌いの災害の備え
何を買ってもいずれはごみになるかと思うと、買い物もあまりしたくなくなります。
災害の備えもしたほうが良いと思いつつも、そのために何か買うのが気が重くてもう何年も動かずにいましたが、今年になってちょこちょこ買い物しています。
店が薦めるものを何でも買う気はありませんが、何が本当に必要か、買わずに代用できないか、自分なりに時間をかけてよく考えています。
実際の購入も一カ月に1~3点くらいと、出費も無理せずに少しずつ。
しかしながらポータブル電源とか、ソーラーパネルとか、これまで持っていなかったものも思い切って買うようになりました。
それで今回のお買い物は火山噴火対策グッズです。
火山噴火後3か月を乗り切れれば良い
火山噴火後、3か月くらいは火山灰が浮遊するようです。
もちろんその間はなるべく出掛けないで済ませたいものですが、買い物などのために外出用のマスクやコートがあったほうが良いかと思いました。
ゴーグルは百円ショップで、粉塵マスクはホームセンターで、すでに買っておきました。
コートは百円ショップにあるような携帯用の半透明の簡単なものでもよいかと思っていて、とりあえずそれはあったので良しとしていましたが、機会があればしっかりしたレインコートを備えておこうという計画です。
そしてわざわざ買うのなら、袖口が絞れるものが欲しいなあと思っていたのです。
高性能で低価格なウエア
ワークマンでは、高撥水の高性能なレインコートが税込2900円で手に入るので、注目していました。
ネットで注文して、店頭に出向いて受け取れるなら送料なしで2900円ぽっきり。
ワークマンのこのコートは、アウトドアブランドの3分の一の価格になるように商品開発している「FieldCore」というラインです。
でもワークマンは都心や駅近に店舗がないので、わざわざ出かけてゆくくらいなら、送料をかけてでも届けてもらったほうが私にはメリットがあると考えていました。
送料を含めてもまだ3600円と、充分リーズナブルだと思います。
ワークマンのサイトを見ると、時々どれかのサイズ、どれかのカラーが品切れになっていたりしますが、少し経つと入荷され、継続的に売れているようです。
色合いで迷う
この「ワークマン・レディース高撥水フーデットロングレイン」はベージュ、ネイビー、カーキ、ベージュ×チャコール、カチオングレーの5色展開なのですが、ただ私には、どの色も今一つ乗り気になれないものがありました。
もっと白っぽいもの、生成っぽいものがあったら飛びついていたのですが。
カーキ系も好きですが、ワークマンのこれは、私の好みには合わないちょっと中途半端な薄いグリーンです。
「どうしてもこの中から選ぶとしたら?」という究極の選択ではベージュということになりますが、サイトで見る限り、黄色みの強いベージュに見えて、これだといつもの私の装いには合わない感じで、決断できずにいました。
結局店頭で、色とサイズに納得して買う
それで、ネットで注文することも数か月保留していましたが、結局、店頭で見て買いました。
レインコートのために出かけていったのではないのですが、ちょっと無理をして「ついで」で遠回りをしてきました。
カラーに微妙な違いがあった!
でも結果的に、カラーについて、実物を見て納得することができました。
あくまでも私の感覚によるものではありますが、店頭では、ロットの違いか、微妙に色の違う「ベージュ」が2種類あったのです!!
私の選んだ方は、たった1枚しかなかった「茶色っぽいベージュ」で、それ以外は「黄色っぽいベージュ」でした。
ファスナーのランナーの色もちょっと違っていて、一方はベージュでペイントされたもの、もう一方はブラウンというか、金古美色のものになっていました。
ファスナーパーツについては、金古美色の方が好みでしたが、生地の好みを優先しました。
サイズに納得
あらかじめ見ていたサイトのレビューでは、「このデザインのレインコートは、他のワークマンのレインコートと違ってぴったり目なのでワンサイズを選んでよかった」という意見もありました。
私はワークマンの他のデザインのレインコートは試していなかったのでよくわかりませんが、このデザインについては、M、Lを試してみたところ、Lは、丈はともかく袖口が明らかに長すぎてしまうので、Mサイズにしました。(サイズ展開はこの他にLLがあります)
M | L | LL | |
対応身長(ヌード寸法) | 150~160 | 155~165 | 160~170 |
対応胸囲(ヌード寸法) | 79~87 | 85~93 | 91~99 |
胸囲(仕上がり寸法) | 112 | 116 | 120 |
着丈(仕上がり寸法) | 88 | 90 | 92 |
裄丈(仕上がり寸法) | 80 | 82 | 84 |
※ここでのヌード寸法とは、衣類未着用時の身体のサイズです。仕上がり寸法とは、実際に商品を計測したサイズです。
私が探したときのポイント
- ポケットなどが目立たず、火山灰が溜まらずするっと落ちるようなデザイン
- ロング丈で体全体をカバーできること
- フードがあること
- 袖口をしっかり締められること
- せっかくなら高性能な生地
ワークマン・レディースを選んだポイント
ポケットなどが目立たず、火山灰が溜まらずスルッと落ちるようなデザイン
ポケットはいくつも付いていますが、外側に取り付けられたものではなく、またファスナーで口を閉められます。
ただファスナー部分にはテープ状のカバーが付いていて、素材は樹脂か、ビニルかよくわかりませんが、これは水分を防ぐには良いのですが、もしかしたらこの部分だけは火山灰が付着しやすいかもしれない、という懸念はあります。(でもファスナー部分があらわになっている方が複雑に灰が溜まりそう。どんな素材であれファスナーにカバーが付いている方が良いかもです。)
ロング丈で体全体をカバーできること
ロング丈のデザインで、身頃は後ろの方が長くなっています。
ファスナーは下からも開け閉めできるダブルファスナーで、自転車に乗るときなどにも便利です。
フードがあること
フードをひもで絞めて、露出部分も少なくできます。
縫い目から雨が染みることが無いよう、内側にはテープ状のカバーがされていますが、これは晴天時にはちょっと痛い感じですね。
袖口をしっかり締められること
袖口はゴム部分だけではなくベルクロの付いたベルト部分があり、ちょっとおしゃれです。
おしゃれついでに、背中にベンチレーションが付いて、トレンチコート風な後ろ姿になっています。(火山灰除けとしては、良いのか良くないのか、判断は保留)
せっかくなら高性能な生地
素材は透水圧10000㎜、投資都度5000g/㎡/24hレベルのDiALiGHT®という防水透湿素材を使用し、防水性、耐久撥水性、高透湿性、防風性に優れているようです。
こちらのレインコートは高撥水を謳っているので、水をよく弾く機能には期待できますが、完全防水ではありません。
なお、紫外線遮蔽率90%というラベルも付いています。雨天以外でも、コートとして使うことを想定されています。
専用ポーチなどは付いていませんが、生地は薄手で、小さく畳めます。
ちなみに、撥水は防水よりは劣ります。撥水というのは水をはじく機能で、防水は水を通さない機能です。大量にまたは長時間雨が当たっているとき、防水加工であれば染みてくることはありませんが、撥水加工では染みてくることがあります。
\厳選アイテムご紹介しています/
\折々の私信はこちら/