常識を疑ってみる
またひとつ、自分を縛っていたものに気づきました。
妥協せずに自分の欲しいものをきちんと選びましょう。
言葉遣い一つにも意識的になって、「これでいい」ではなく「これがいい」と言いましょう。
というのがむかし私の周りで流行りました。
その時は納得してそういうものだと思ってきましたが、最近はそうは思わないおもしろい自分がいます。
「これでいい」の再評価
テンション下がり気味の「これでいい」
「これでいい」は、時に若干のあきらめが混じるときに言う言葉かもしれません。
妥協が感じられ、残念な状況かもしれません。
もしそうであっても、しかしだからこそ、そこに解放があります。
決めてしまえばもう次へ行けるのです。
ニュートラルな「これでいい」
期待外れでも何でもない、ニュートラルな「これでいい」ということもあります。
これで充分、これでたくさん、という雑な感じもします。
でも今の私は忙しいのです。
ランチメニューなんて適当に決めて、ほかの重要なことに頭を使えばよいのです。
やはり、解放されるのです。
テンション上がり気味の「これでいい」
期待していなかったけれど、思ったよりも良いものと出会った、というような感じがします。
偶然の出会いに対する驚きと、来たものをそのまま受け入れる余裕すら感じられます。
「これがいい」にかなり近くなってきましたが、「これがいい」が匂わせる期待・執着が薄らいでいるのが「これでいい」のあっさりとしてすてきなところです。
こうしてみていくと「これでいい」は欲少なく無理をせず、穏やかに区切りを付けている、なかなか良い言葉だと思います。
抜けてるミニマリストもかわいい
何かを選ぶ場面で、昨今のミニマリストは目が肥えている傾向があります。
普段からモノを厳選しているだけに、ひとつひとつのモノへの期待値がかつてなく高まっています。
しかし、そこであえて「抜け」を作ることで愛らしいミニマリストになれるかもしれません。
あなたも時には「これでいいや」と選んで、自分をほっとさせてあげましょう。
\厳選アイテムご紹介しています/
\折々の私信はこちら/