「50からの老いない部屋づくり」部屋を考える会著~ヘヤカツ本を読む2

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お盆休みに古い本を読む

引き続き、ヘヤカツ本をチェックしている今年のお盆やすみです。

こちらの「50からの老いない部屋づくり」は、ヘヤカツの中高年向けバージョンで、部屋を考える代表の石橋夏海氏のご両親をサンプルにして展開しています。

お父様は建築の先生、お母さまも美大出身だそうで、若いころすでに自分で設計した自宅に住んでいたこともありますが、70代(本が出た10年前の時点)の現在は、設計だけでなく施工もしつつ暮らしているとか。

息苦しいんですけど

この本では思い出の品をミュージアムのように飾ることを提案しており、口絵にはその自慢のお宅の様子が載っています。

しかしそれは従来の「素敵な暮らし」に過ぎず、私はその様子を見ているだけで息苦しく感じました。

これまですっぱりと部屋の気の流れ第一の部屋作りを推奨していたのに、「年をとったら思い出の部屋を作っちゃえば?」というのは、ヘヤカツ論からは逸脱しているのではないでしょうか?

問題の先送りです。

もちろん、教養あるご両親であるので集められた品々は逸品ばかりで価値があるのでしょう。そしてご両親の没後は、石橋氏はご両親の思い出をしのびながら、喜んで大量の遺品を整理されるのでしょう。全く何も問題はありません。

新しい掃除機が欲しくなる

もっと別の世界が開けるかと思って手に取った「50からの老いない部屋作り」ですが、私個人の感想としては「部屋を活かせば頭が良くなる」が一番好きです。

ヘヤカツでは、「掃除機は性能の良い新しい掃除機を用意して、部屋の中央のすぐ取り出せる一等地に置きましょう、そうすれば誰でも自然と毎日掃除をしたくなるでしょう」と推奨していますが、私も新しい掃除機を買いたくなってしまいます。

一連の本の中で、部屋を考える会としてはキャニスター式のサイクロン式掃除機をおすすめしていて、メーカーは東芝だったりシャープだったりしていますが、それは「集めたごみが見える」という点で選ばれているのであって、その意味では紙パック式ではないことが重要なのですね。

だからデザインはキャニスター式にこだわらず、スリムなスティック式であっても、それはオッケーなのです。

ただ、得るところの多い掃除をルンバのようなロボット任せにしてしまうのは、むしろもったいないとの立場をとっているヘヤカツです。

充電式よりコード式

今から掃除機を買うなら、充電式よりもコード式が案外便利ではないかと私は思います。

コード式なら充電しておかなくても思い立ったらすぐ掃除できるし、長時間であっても電池切れもなく使うこともできます。

ヘヤカツ本の提案通り、部屋の中央のコンセントを掃除機用に確保してけば、コードの付け替えをしなくても家中掃除ができてしまう。

「コードが邪魔だからコードレスは便利」と思っていたけれど、充電式は充電池の処分にあとあと悩まされるし、何が本当に便利か、また自分に合っているかは、自分でよく考えてみることが必要ですね。

サイクロン式であれば紙パック式ではない?

サイクロン式って、私は単に吸引力が強い掃除機という認識でいましたが、ごみと空気を遠心分離(サイクロン)する掃除機ということであって、サイクロン式であればもれなくダストカップにごみを集めるデザインであり、紙パック式はあり得ないということなんですね。

それは今回学びました~。

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