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諸行無常だということ
ノンデュアリティの本を読んでいて、何が面白かったかというと、「今ここに存在するだけがすべてで、私たちは何も残せない、とっておけない。」という視点です。
これは美しさも感じましたが切なさも感じました。
寄りかかれるものがまったく何もないというのは心細くなります。
万物流転、諸行無常、形あるものはいずれ朽ちると分かってはいるつもりでも。
写真を撮って思い出を残しておいてもほんの気休め。
家も所有したところで結局は生きている間だけの仮住まい。
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知識も取っておけない
よく「物は失われることはあるけれど、学んで身に着けたことは誰にも奪われない」とか言われるけれど、実はそれもどこかにとっておくことはできないのかも。
私が忘れたら、考えが変わったら、それまでのこと。
切ないなあ。
普段は雑事に紛れて生きているので、そんな心細さなんて忘れていられる。煩悩にまみれていることは、ある種幸せというべきか。
まだ間に合う
あまり突き詰めて考えるとむなしくなるので、ふわふわと、そんな見方もあるかもね、ととらえています。
いずれ何もなくなってしまうけれど、今はここにある。
今、ここ、があることはパワーがあるっていうことなんだ、という予感がします。
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