冬だけどシーツをリネンにしてみました

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リネンの効用

リネンのシーツと言えば、さらっとした感触が夏場にふさわしく、夏専用のものだと思っていましたが、調べてみると意外にも保温性があって冬の寝具としても具合が良いのだとか。

吸湿性

綿の4倍もの水分を吸収するというリネンは、汗をかく夏場の寝具に最適です。

保温性

リネン繊維には空洞があって空気を抱え込む性質があり、保温性にも優れています。

手で触れてもいつまでもひんやりせず、ほわっと温かくなってくる、冬場にも具合の良い素材だったのです。

速乾性

吸水性がありながら速乾性にも優れるリネン。不思議です。

シーツのように大きなものこそ、乾きやすいというのは大きなメリットですね。

耐久性

リネンは麻の一種ですが、麻と言えば麻ひもに使われたりもするように、丈夫なのも頼もしいですね(麻ひもの素材はジュートやヘンプで、リネンとは違う種類の麻ですが)。

水にぬれるほど強度が増すというのですから、ジャンジャンお洗濯しても大丈夫。寝具にぴったりですね。

無印良品のリネン製掛け布団カバーをシーツにリメイク

無印良品でリネン

無印良品では、昨年8月頃にはシーツは4990円くらいで売っていました。

普通にそれを買って、余分な部分をカットして始末すればそれでカスタマイズ完了ですが、幅20㎝くらいで長さはやたら長い余り布ができてしまって、それをみすみす捨てるのももったいないなあ、と思っていました。

店頭で物色していると、他に掛ふとんカバー5990円(145×210cm)というものもありました。

これは布が2枚使われている、袋状の製品です。

「これをほどいてつなげたらシーツになる、布の半分は、サイズが小さくなるとはいえ充分な大きさで余るので、これでバスタオルのようなものを作ったら有効活用できるのではないかな」と考えました。

この差額の1000円が、高いのか、安いのか、今はまだ判断出来ませんが、とりあえず掛けぶとんカバーの方を購入しました。

その直後、エコ作の熱湯で手をやけどしたこともあって夏場すぐには制作に取り掛かれず、作業は年末になってしまいました。でも、冬でもリネンは大活躍できそうでよかったです。

リメイク作業はまずは計測、解体から

無印良品の掛けふとんカバーには、短い方の辺にファスナーが付いているほか、中の布団を固定するためのループが6個付いていました。

そうしたものも含めて、あらゆる縫い目をほどいてゆきます。

ほどく前に計測して、ほどいてからも計測。多少のゆがみもあるので、自分の塩梅でサイズを決めてゆきます。

短辺でどれだけのゆとりをとれるのかという長さが決まります。

縦の長さは一枚だけでは足りなかったので、なるべく目立たない位置(水平と垂直の切り替わりの部分)で一か所つなげて長くしました。

継ぎ目のあるオリジナルリネンシーツ

出来上がったのは継ぎ目のある、手作り感たっぷりのリネンシーツです。

一度洗濯して、まんべんなくくしゃくしゃにしてみました。

継ぎ目が気になるかと思いましたが、ベッドメイキングをするときに目印になってあんがい具合が良いです。

起床時には、シーツ中央に縦にしわが入ることがありますが、手で延ばすと何となく平らになってしまう。

これまでシーツはニトリの綿製を使っていて、これはこれで手頃で気に入っていましたが、綿よりも麻は素直な素材かもしれない?と面白い発見です。

しばらくはリネンシーツとお付き合いしてみます。

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